
東京消防庁 様
人が立ち入ることが困難な崩落現場や瓦礫の隙間において、狭小空間に特化したドローンの活用が進んでいます。直径わずか20cmの小型ドローンを「消防隊の目」として深部へ潜入させ、要救助者の迅速な捜索と二次災害の防止を両立する災害救助での活用事例を紹介します。
課題
- 地震や土砂災害現場では、瓦礫の奥や構造物の隙間に要救助者が取り残され、捜索が極めて困難である。
- 暗く狭い空間では、従来のマイクロスコープカメラなど限定的な手段しかなく、迅速な状況把握ができない。
- 不安定な構造物へ捜索隊員が進入することによる、二次災害のリスクが常につきまとう。
施策
- 衝突に強く、自力で起き上がれる国産の狭小空間特化型小型ドローンを導入し、瓦礫の隙間などに進入させる。
- 機体に搭載された強力なLEDライトを活用し、暗所でも鮮明な映像を撮影する。
- 撮影した映像を手元のモニターでリアルタイムに確認し、要救助者の有無や現場の危険度を消防本部と即座に共有する。
結果
- これまで確認できなかった瓦礫の奥深くの状況を迅速に把握でき、要救助者の早期発見の可能性が高まる。
- 隊員が危険な場所に進入する前にドローンで安全確認ができるため、捜索活動における二次災害のリスクを大幅に低減できる。
- 初動の捜索活動が迅速化されることで、生存率の向上が期待できる救助体制の構築に寄与する。
東京消防庁 様
- 事業内容
- 総合防災機関
- 導入効果
- 安全性向上 / 防災・災害対応