
東北電力ネットワーク株式会社 様
山間部や高所に張り巡らされた送電設備の点検において、高精度な位置制御が可能な産業用ドローンの活用が不可欠となっています。センチメートル単位の制御で送電線に安全に近接し、高倍率ズームや赤外線カメラで異常を検知する、高度なインフラ点検の手法を紹介します。
課題
- 送電線は山間部や急斜面などアクセスしにくい場所に多く、点検作業員の移動負担が極めて大きい。
- 作業員が直接鉄塔に昇って点検する必要があり、墜落や感電といった重大なリスクが伴う。
- 広範囲にわたる設備の異常(ボルトの緩みや発熱など)を、短時間で網羅的かつ正確に把握する手段が求められている。
施策
- RTK(リアルタイムキネマティック)によるセンチメートル単位の高精度な位置制御が可能な産業用ドローンを導入。
- 事前に設定したルートに沿って自動飛行させ、複数の鉄塔や電線を一定の距離を保ちながら一括点検する。
- 高倍率ズームカメラでボルトの緩みや腐食を、赤外線カメラで異常な発熱箇所を地上から安全に撮影・記録する。
結果
- 作業員が鉄塔に昇塔する必要がなくなり、点検作業の安全性が飛躍的に向上する。
- 足場設置や手作業による点検と比較して、作業時間とコストを劇的に削減できる。
- 高精細カメラの活用により、人の目では見逃しがちな微細な異常も早期に発見でき、デジタルデータに基づいた予防保全に貢献する。
東北電力ネットワーク株式会社 様
- 事業内容
- 電力流通事業
- 導入効果
- 時間短縮/安全性向上/精度向上/人手不足解消/データ化・DX推進