
株式会社大林組 様/日特建設株式会社 様
法面工事は「二次元の図面に基づき、山の斜面に施工する」という工事の特性上、計画と実態には必ず差異が生じます。工事後の出来形測量を含めて、人が山の斜面に登って高所からロープで吊り下げられた状態で行うため、危険が伴う作業です。本記事では、新丸山ダム建設工事の元請である大林組様と、法面保護工を担当する日特建設様による、Skydio 3D Scanを活用した出来形管理の効率化事例についてご紹介します。
課題
- 法面工事の出来形測量は、人が山の斜面に登り高所からロープで吊り下げられた状態で行うため危険が伴っていた。
- 「二次元の図面に基づき山の斜面に施工する」という特性上、計画と実態には必ず差異が生じ、設計変更の業務負荷が大きかった。
- 出来形測量により、法枠の長さや梁の数など設計図との差分を物理的に証明し、実際にかかった費用を算出し直す必要があった。
- 若い人材の確保と働きやすい環境づくりが、建設業界全体の課題であった。
施策
- 新丸山ダム建設現場でSkydio 2+を活用し、AI自律飛行による法面の3Dスキャンを実施した。
- 大林組様(元請)と日特建設様(法面工事担当)の協力体制で、ドローン測量による出来形管理の運用を確立した。
- 「Skydio 3D Scan」により、施工後の法面を3D点群データ化し、設計図との差分解析を自動化した。
- KDDIスマートドローンが機体選定・運用設計をサポートする協業体制を構築した。
結果
- 法面工事の出来形管理において、6割の効率アップが見込めることを実証した。
- 人が斜面に登る危険な作業を、ドローンで代替することに成功した。
- 建設業界の若手活躍を促進する、デジタル化による新たな施工管理モデルを提示した。
- 大林組様-日特建設様-KDDIスマートドローンの3者協業の好事例となった。
株式会社大林組 様/日特建設株式会社 様
- 事業内容
- 総合建設業
- 導入効果
- 時間短縮/安全性向上/精度向上/データ化・DX推進