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2022年06月17日
ニュースリリース

KDDIスマートドローンと補修技術設計、 ドローンによる橋梁点検サービスを提供開始

~補修技術設計の橋梁点検ノウハウと、モバイル通信で自律飛行するドローンにより点検作業を効率化~

KDDIスマートドローン株式会社 (本社: 東京都港区、代表取締役社長: 博野 雅文、以下 KDDIスマートドローン) と、株式会社補修技術設計 (本社: 東京都江戸川区西葛西、代表取締役社長: 中馬 勝己、以下 補修技術設計) は2022年6月21日から、ドローンを活用した橋梁点検サービス(以下 本サービス)を提供開始します。

現在、日本にある約73万橋(2m以上)の橋梁のうち、2025年には約42% (30万橋)が建設後50年を迎え、橋梁の老朽化に対応した対策が急務となっていますが、近年では事業者にとって人手不足などが課題となっています。
また、国土交通省では2019年2月、橋長2m以上の橋を道路橋として分類し、この道路橋の点検は5年に1回の頻度で近接目視点検を基本とする道路橋定期点検要領を定めていますが、2019年3月からはドローンで撮影した映像も認められるようになりました。

KDDIスマートドローンは、ドローンの遠隔自律飛行や遠隔制御を可能にするモバイル通信・運航管理システム・クラウドをセットにした「スマートドローンツールズ」を提供しています。これに、補修技術設計が長年取り組んできた橋梁/トンネル/上下水道などの社会基盤構造物の補修・補強分野における工事サポートや、調査・補修設計技術のノウハウを組み合わせ、本サービスを提供します。
本サービスは、ドローンを遠隔自律飛行させ、1度のフライトで点検作業が可能なほか、橋梁撮影画像の3Dモデリングにより、橋梁の損傷箇所などを細部まで確認することが可能です。事業者の作業効率化に加え、日本の橋梁の安全性の確保に貢献していきます。

また、2022年6月21日~23日に幕張メッセで開催される「ジャパンドローン2022」のKDDIスマートドローンブース(AG-03)にて、本サービスの活用事例や、3Dモデリングなどによる橋梁の損傷個所の特定技術を紹介します。

KDDIスマートドローンは「叶えるために、飛ぶ。」をミッションとして2022年4月1日に設立し、モバイル通信に対応したスマートドローンにより、ドローンが自律飛行し、多くの皆さまの願いを叶える世界を実現していきます。
 補修技術設計は、「良い提案=社会貢献」をモットーに、工事や調査を通じて得られた知識、経験を大切にし、それらを積み重ねることにより、経験および思考に基づいた新技術の導入に挑戦し、橋梁点検における、より安全性の高い作業、業務の効率化を目指し、社会貢献の一躍を叶えられるよう努力していきます。

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